Powered by Ajaxy
  • TOP >
  • お役立ち情報 >
  • 布団がダニだらけ!?布団に潜むダニは数十万匹!布団のダニ対策を徹底解説

布団がダニだらけ!?布団に潜むダニは数十万匹!布団のダニ対策を徹底解説

  • POST2017.07.26
  • UPDATE2017.10.06

布団のダニが私たちの身体にもたらす健康被害やダニ駆除、予防対策について徹底的に調べてみました。
布団に入ると身体がかゆいと感じたことはありませんか。
その布団にはダニが潜んでいるのかもしれません。
布団は家のなかでもダニが一番多く生息する場所だといわれています。
ダニの生息に適した条件をすべて満たしているからです。
お手入れをしていない布団には数十万匹ものダニが潜んでいることも。

この記事の目次

布団 ダニ がいる!?その数、数十万匹!!

ダニだらけかも_parts_01

アメリカのある調査機関が6ヵ国を対象に「1週間でシーツを洗う回数」を調査しました。
その結果、日本人で週に1回シーツを洗濯する方は4割程度であることが判明しました。
日本人の半数以上の方が2週間から1ヵ月近くシーツを洗濯しないのです。

布団にダニが発生するのはシーツを洗わないから
出典:National Sleep Foundation/p26「Change the Sheets」

上の棒グラフからアメリカ人やメキシコ人と比較して日本人のシーツを洗濯する頻度が少ないことがわかります。
目に見える汚れがついていなくても、私たちが想像する以上にシーツは汚れています。

人間は睡眠中にコップ1杯分(約200cc)の汗をかくといわれています。
1週間シーツを交換しないと、シーツに200cc × 7日間 =1.4Lもの汗が染み込むことに。
シーツに染み込んだ汗は布団にも吸収されます。
汗だけでなく皮脂やフケ、アカといった汚れもシーツや布団に付着します。
これらは布団のイヤな臭いの原因となるだけでなく、ダニも引き寄せてしまうのです。
ある調査によると2週間交換していないシーツの表面には約2000匹ものダニが検出されることがわかっています。
布団の内部を調べてみると数万匹から数十万匹ものダニが潜んでいることが判明しました。
家のなかには4~5種類のダニが生息しています。
そのほとんどがチリダニです。
チリダニは暖かくて湿度の高い場所を好むことから、家のなかでも布団に一番多く潜んでいます。
チリダニの寿命は2~3ヵ月程度。
その間に50~100匹もの卵を産みます。
高温多湿な場所が好きなチリダニは6月から8月に産卵のピークを迎え、急激に増えていきます。
その数は他の季節と比べて5~6倍にも上るといわれています。
チリダニの寿命がつきる10月ごろにシーツや布団に大量のダニの死骸やフンがたまります。
シーツを交換しないでいると、シーツだけでなく布団の内部にまでチリダニが侵入して大量のチリダニに囲まれて寝る羽目になるのです。

布団にいるダニがもたらす健康被害

ダニまみれの布団やシーツで寝るのは不潔な感じがして気持ち悪いですよね。
気持ち悪いだけでなく「何だか身体がかゆい」と感じた方もいるのではないでしょうか。
布団のなかにいるダニの9割がチリダニで残りの1割がツメダニやイエダニです。
実はチリダニは人間を刺しません。
人間を刺すのはツメダニやイエダニです。
布団に入ると身体がかゆいと感じた経験のある方は、ツメダニやイエダニの被害によるものなのです。
ツメダニは布団や畳、カーペットにいるチリダニを捕食します。
捕食対象であるチリダニがいなくなったら、人を刺すこともあります。
あくまでも刺すだけで吸血は行いません。
一方、イエダニはネズミに寄生する吸血性のダニです。
宿主であるネズミが死んだり、ネズミの巣で大量発生したりした場合に人を刺して吸血します。
どちらのダニも人間の腹部や太もも、太ももの付け根など衣類で隠れた身体の柔らかい部分を好んで刺します。
どちらも刺された直後はすぐに症状はあらわれません。
むしろ、刺されていることに気付かないほどです。
1~2日経過すると刺された部位が赤く腫れ、強いかゆみが生じるのです。
このかゆみは1週間ほど続きます。
この間、刺された部位をかきむしると傷口から細菌が入り込み、症状が悪化することも。
ダニに刺されたときは市販のステロイド系の塗り薬を患部に塗るか、もしくは皮膚科を受診するようにしてください。
ダニによる健康被害は身体を刺されてかゆいと感じるだけではありません。
生きたダニに刺されるよりも死骸やフンの方が私たちの身体にもたらす被害が深刻なのです。
ダニの死骸やフンを寝ている間に吸い込むことで、アレルギー性鼻炎や喘息(気管支炎)、アトピー性皮膚炎、アレルギー結膜炎といった症状に見舞われます。

布団で寝ているだけでダニのアレルギーが
出典:日革研究所「ダニアレルギーのメカニズム」

主なアレルギー

 

アレルギー性鼻炎

鼻水、鼻づまり、くしゃみといった症状に悩まされます。
春先から初夏にかけて症状が現れる花粉症とちがい、1年通して症状が現れるところが大きな特徴です。
特に部屋を閉め切って暖房を使う冬場に症状が悪化します。
アレルギー性鼻炎だけでなく、ぜんそくやアトピー性皮膚炎も併発している人も少なくありません。

喘息(気管支炎)

発作が起きると「ヒューヒュー」と笛性喘鳴が聞こえるのが特徴です。
発作時は主に息を吐くときに呼吸困難に陥りますが、症状が悪化すると息を吸うときも呼吸が苦しくなります。
家族にアレルギーの既往歴がある方が発症しやすい傾向にあります。

アトピー性皮膚炎

皮膚にかゆみを伴う湿疹が繰り返しおきる症状です。
まぶた、首、ひじやひざの裏側、腹部、お尻などの部位に湿疹が現れます。
症状が悪化すると湿疹が全身に広がることも。
皮膚が乾燥して強いかゆみをともないます。
かきむしることで患部が傷つき、血が出てかさぶたができたり、皮膚が厚く硬くなったりして色素沈着を起こすこともあります。
発症した方の多くが、アレルギーの既往歴のある家族がいます。

アレルギー結膜炎

目のかゆみ、異物感、涙目、目やに、目の充血といった症状が現れます。
アレルギー性鼻炎と同様に季節に関係なく症状に悩まされます。

一度、これらの症状を引き起こすと完治するまでに数年近くかかります。
アレルギー持ちでない方もダニの死骸やフンが含まれた布団で寝ているとアレルギー物質の許容量を超え、これらの症状に悩まされることもあります。
現にアレルギー持ちの方の6割以上がダニアレルゲンに反応します。
小児アレルギーに悩まされる子どもの8割以上がダニアレルゲン持ちなのです。
生後4ヵ月を目安に一定量のダニの死骸やフンにさらされると、ダニアレルゲンに反応する可能性が高くなるといわれています。

 

ダニが布団を好きな理由

ダニが布団にいることで私たちに多大な健康被害を及ぼすことはわかりました。
なぜダニは布団が好きなのでしょうか。

ダニは、

・60%以上の湿度
・20℃以上の温度
・エサ
・住処

の4つの条件がそろうと繁殖が一気に増えます。
布団は寝汗や体温で湿気がたまります。
しかも、布団の内部は繊維が密集しているため、ダニにとって外敵から身を隠すのに格好な場所なのです。
布団に染み込んだ汗には皮脂やアカ、フケといったダニの好物が大量に含まれています。
こうしてみると布団はダニが生息するのに最高な環境といっても過言ではありません。
布団のなかでも次の2つの場所に大量のダニが潜んでいることがわかっています。

布団内部の綿部

繊維が密集した綿部はダニにとって外敵から身を隠したり、卵を産んだりするのに最適な住処です。
特に天然綿は湿気がこもりやすいため、布団のなかでも最もダニが繁殖しやすいといわれています。
一方、ウレタンなどの化学繊維を使った布団はダニのエサとなるアカやフケが入り込みにくい作りとなっているため、綿布団ほどダニは多くありません。
ウレタンの布団やマットレスであっても、内部の詰め物に綿が使用されていると寝室の湿度が高かったり、手入れが悪かったりするとダニの繁殖を促します。

敷布団やマットレスの頭部、隅や溝

敷布団やマットレスのどこにダニが潜んでいるか調べた結果、足元よりも頭部に約2~3倍のダニが生息していることがわかりました。

 

敷布団 ダニ
出典:快眠タイムズ「これで安心!布団のダニ退治・対策3ステップ」

頭部に毛が密集していることで湿気がたまりやすく、ダニのエサとなるフケが大量にあるからです。
敷布団やマットレスの表面に比べて、隅や溝は人間のフケやアカがたまりやすい場所です。
ここでもたくさんのダニが発見されています。
布団の種類によりダニが繁殖しやすいものとしにくいものがあります。
天然綿や羊毛などの自然素材を利用した布団は比較的ダニが生息しやすい傾向にあります。
しかし、天然素材であっても羽毛布団は羽毛が外にでないように高密度の側生地を使っているため、天然綿や羊毛の布団よりもダニ被害は深刻ではありません。
あくまでも内部に侵入しないだけであって、羽毛布団の表面にもダニやダニアレルゲンがつくことに変わりありません。
化学繊維の布団は通気性が高く湿度がこもりにくいため、比較的ダニがつくにくい傾向にあります。
こちらもつきにくだけであって、完全にダニが生息しないわけではありません。
布団のダニがつきやすい部位やダニが繁殖しやすい布団の種類を知っておくと、効率よく布団のダニ対策が行えます。
布団のダニ対策を行う際に参考にしてみてください。

布団にいるダニを駆除する対策6選

ダニだらけかも_parts_04

布団のなかでもダニが多く潜む場所、ダニがつきやすい布団がわかったところで実際に布団にいるダニを駆除していきましょう。
ダニは生命力が強い生き物です。
ちょっとやそっとの攻撃では駆除できません。
布団にいるダニを駆除方法はいろいろありますが、代表的な6つの方法をご紹介します。
ご家庭でやりやすいものを試してみてください。

対策1:布団乾燥機

布団乾燥機は布団の湿気を取り除くだけでなくダニ駆除の効果もあります。
ダニは50℃以上の熱に弱い生き物です。
布団乾燥機で50℃以上の熱風をあて続けることでダニが死滅します。
少し乾燥機をあてただけではダニは弱るだけで死にません。
20~30分程度、布団乾燥機をかけるようにしましょう。
その際は布団の一部だけなく、全体にまんべんなく布団乾燥機をあてるようにしてください。
布団の一部に布団乾燥機をあててもダニが温度の低い場所に逃げてしまうからです。
布団乾燥機の機種によりダニ退治モードもあるため、積極的に活用しましょう。
もっと時間を短縮するのであれば、コインランドリーの乾燥機がおすすめです。
コインランドリーの乾燥機は家庭用布団乾燥機よりも高温で80~120℃の熱風がでます。
短時間で効率よくダニ駆除が行えることでしょう。
ただし、羽毛布団はコインランドリーの乾燥機を使うと生地が傷んでしまいます。
コインランドリーの乾燥機を使う場合は必ず洗濯表示タグを確認するようにしましょう。
 

対策2:スチームアイロン

100℃以上の高温がでるアイロンは瞬時にダニが駆除できます。
ただし、布団にアイロンをかける場合は必ずスチームを使うようにしましょう。
そうしないと布団の生地が焦げてしまうからです。
スチームアイロンでダニを駆除するときは次の手順で行ってみてください。

(手順)

1.アイロンをかける前に寝室を暗くしておきます。

ダニは夜行性の生き物です。
昼間は布団の奥にもぐりこんでいます。
アイロンをかける前にカーテンを閉めてお部屋全体を薄暗くしておきましょう。
そうすることで布団の表面にダニが現れて、一度に大量のダニを駆除できます。

2.スチームアイロンの電源を入れて強にします。

3.薄手のタオルを布団のうえにあて布として敷きます。

あて布をしないと布団の生地が傷んでしまいます。
アイロンをかける前に布団にあて布を敷くことを忘れないようにしましょう。

4.頭部から順にスチームを強で3秒噴射します。

5.アイロンがけが終わったあとに布団を天日干します。

アイロンをかけた直後はスチームで布団は濡れています。
濡れた状態のままにしておくと、布団のダニが増える一方です。
そればかりかカビも生えてしまうことに。
終わったあとは必ず天日干しや室内干しをして布団を乾かすことを忘れないようにしてください。

側生地やマットレスに絹やポリウレタンフォーム、ラテックスを使用している布団にアイロンをかけると生地が劣化します。
これらの布団を使っているご家庭では他の方法でダニを駆除するようにしましょう。
 

対策3:ホットカーペット

敷布団の下にホットカーペットを敷いて寝ると布団乾燥機と同様の効果が得られます。
寝ている間にホットカーペットの熱でダニが駆除されるため、手っ取り早い方法といってよいでしょう。
ホットカーペットにはダニ駆除機能がついているものも多くあります。
自宅に布団乾燥機がない、もしくはアイロンがけが面倒な方におすすめです。
敷布団の表面だけだとダニ駆除の効果が弱いため、裏面も行うようにしましょう。

対策4:薬剤

薬剤を使ってダニを駆除することもできます。
ダニを駆除する薬剤には主にスプレー型と燻製型の2種類のタイプがあります。
それぞれのメリットやデメリットを確認したうえで、使いやすいものを試してみてください。
 

(スプレー型)

 

 

・メリット

 


スプレーをかけるだけで手軽にダニ駆除が行えるところが一番のメリットです。
商品にもよりますが、だいたい10分程度で布団表面のダニが死滅します。

 

 

 

 

 

・デメリット

 


手軽な反面、布団表面のダニしか駆除できません。
布団のダニを一掃するには毎日スプレーを書ける必要があります。
敏感肌の方は薬剤でお肌がかぶれる場合も。
敏感肌の方がいるご家庭では頻繁に使用することは控えた方がよいでしょう。

 

 

 

 

 

(燻製型)

 

 

 

 

・メリット

 


布団だけでなく畳、カーペット、天井とお部屋の至るところに潜むダニを一気に駆除できます。
ダニは布団だけでなく畳やカーペットなどの家のいたるところに生息しています。
布団のダニを駆除できたとしても、畳やカーペットのダニがより居心地のよい場所を求めて布団に移動してくる可能性も否定できません。
お部屋のダニを一気に駆除したい方は燻製型の薬剤を使うとよいでしょう。

 

 

 

 

 

・デメリット

 


燻製型の薬剤はお部屋に大量の煙や霧を散布します。
お部屋にパソコンやテレビ、オーディオなどの精密機器や衣類を置いている場合は、事前に他の部屋に移したり、カバーをかけたりしなければなりません。
薬剤の散布はだいだい1~2時間程度で終了しますが、その後の拭き掃除も必要です。
ダニ駆除の前後でいろいろと手間がかかるところが、燻製型のデメリットといってよいでしょう。
効果はスプレー型と同様に布団表面にいるダニを駆除するだけであって、布団の内部に潜むダニやダニの卵にはあまり効き目がありません。
ダニの卵はだいたい2~3週間ぐらいで孵化します。
そのため、2~3週間に一度は薬剤を散布しなければなりません。
薬剤を散布した際にでる煙や霧は火災報知機やガス漏れ警報器に反応します。
燻製型の薬剤を使う場合、家のどこに火災報知機やガス漏れ警報器があるのか設置場所を確認してから使うようにしましょう。

どちらの薬剤を使うにしても、散布する前に布団やマットレスからシーツやカバーを外すことは忘れないでくださいね。

 

 

 

 

対策5:布団の打ち直し

布団内部のダニや卵を取り除くのであれば、布団の打ち直しがおすすめです。

打ち直しでは布団のなかを開いて、中綿をほぐして繊維を1本1本ブラッシングします。
そうすることで生きたダニや卵が除去できます。
繊維をほぐした中綿は高温の熱風にあてて殺菌処理が行われるため、繊維の奥にしがみついているしぶといダニも駆除してくれます。
布団内部の生きたダニや卵が除去されるだけでなく、打ち直しをすることで購入当初の布団のふくらみや保温性も復活します。
昔に比べて布団の暖かさを感じないと思っている方におすすめのダニ駆除対策です。

 

 

対策6:布団干し袋を使って天日干し

布団をそのまま天日干しするだけではダニ駆除の効果はありません。
連日最高気温が30℃を超える8月にほぼ毎日敷布団の天日干しを行って、ようやくダニが半減する程度。
天日干しは布団の湿気を取り除く効果はあっても、ダニ駆除の効果はあまり期待できません。
天日干しをするのであれば、布団を布団干し袋に入れてから試してみてください。
市販の布団干し袋は熱を吸収しやすい黒であるケースがほとんどです。
熱を吸収することで内部が乾燥するため、ダニが死滅します。
物干し台に干すよりも車のボンネットや車内、瓦の上といった直射日光が当たる場所に干すとより高い効果が得られます。

これまでに紹介した6つのダニ対策は生きたダニを駆除する効果しかありません。
布団の表面についたダニの死骸やフンといったダニアレルゲンのもとは残っています。
ダニを駆除したあとにダニアレルゲンを除去することを忘れないようにしましょう。

 

 

布団のダニアレルゲン除去に欠かせない掃除機

ダニだらけかも_parts_05

生きたダニの駆除が終わったら、布団の表面についたダニの死骸やフンといったダニアレルゲンを除去していきます。
布団のダニアレルゲンを除去するのに手っ取り早い方法が掃除機です。
掃除機は生きたダニを駆除する効果はあまり期待できませんが、ダニアレルゲンを除去する際に効果を発揮します。
各メーカーから布団専用掃除機が販売されていますが、今ご家庭で使っている一般の掃除機でも問題ありません。
一般の掃除機だと布団以外の場所も使うため「衛生面が気になる」という方も少なくありません。
衛生面が気になる方は、若干吸引力が弱くなりますが、掃除機のヘッドのうえにストッキングをかぶせてみるとよいでしょう。
もし、布団のダニアレルゲンを除去するのに新たな掃除機の購入を検討している方は、次のことを参考にして選んでみてください。
 

1.手軽に扱えるもの

 


掃除の機種により重たいものもあります。
掃除機が重たいと掃除機がけそのものが負担になってしまいます。
特に2階に寝室があるご家庭では上の階まで持って歩くことが億劫になるのではないでしょうか。
すぐに取り出せて簡単に持ち運びができるハンディタイプの掃除機がおすすめです。

 

 

 

2.吸引仕事率が100W以上

 


掃除機の吸引力を表す数値に吸引仕事率と呼ばれるものがあります。
日本製の掃除機では吸引仕事率はW(ワット)数で表記されています。
掃除機を選ぶときに吸引仕事率を参考にする方もいるのではないでしょうか。
45件のご家庭で掃除機によるダニアレルゲン除去の効果を調べてみたところ、吸引仕事率が100W以下のものだとダニアレルゲン除去の効果が落ちることがわかっています。
1度の掃除で大量のダニアレルゲンを除去するのであれば、吸引仕事率が100W以上のものを選ぶとよいでしょう。
W数は日本独自の規格であるため、海外製の掃除機には表記されていない場合もあるので注意してください。

 

 

 

 

 

3.布団用ヘッドがあるもの

 


お部屋のゴミや布団のダニアレルゲンを吸い取るパワーの強さは吸引仕事率とヘッドの性能によるものです。
いくら吸引仕事率が高くてもヘッドが布団専用のものでなければ、効果は薄れてしまいます。
不必要に布団を吸い込んでしまいかえって使いづらいと感じることも。
効率よくダニアレルゲンを除去するのであれば布団専用のヘッドがついている掃除機を選ぶようにしましょう。
そうすることで掃除機がけの最中に布団を吸い込むこともなく、ヘッドについているブラシの力で布団表面の汚れが除去されます。
専用ヘッドがあることで布団を汚す心配もありません。

掃除機をかける際は、1mにつき20秒程度の長さでゆっくりかけるとよいでしょう。
布団の頭から下に向かって丁寧に掃除機をかけてください。
布団に掃除機をかける頻度は少なくとも週1回は行うことをおすすめします。
ダニは約60日程度しか寿命がない割に繁殖スピードの早い生き物です。
卵からかえってわずか2~3週間程度で成虫になり、メスは寿命がつきるまでに50~100匹もの卵を産みます。
ダニはだいたい1日に6個程度フンをするといわれています。
60日間生きたとしてこの間に360個 × 100匹 = 36,000個ものフンをすることになります。
何の手入れもしないでほおっておくと布団はダニの死骸やフンまみれになってしまいます。
少なくとも週1回は掃除機をかけるようにしましょう。

 

 

 

 

掃除と除湿がダニ繁殖を予防する

ダニだらけかも_parts_06

生きたダニの駆除やダニアレルゲンを除去することも重要ですが、そもそもダニが繁殖しない環境にすることが大切です。
冒頭でも説明したように、ダニは高温多湿で人間のアカやフケ、ホコリなどといったエサがある豊富にある環境で繁殖します。
ダニの繁殖を予防するには、エサとなる汚れを除去して湿度のない環境にしなければなりません。
日ごろの心がけ次第で清潔で湿度のない環境づくりは行えます。
次に紹介する方法はどれも簡単なので明日からでも早速試してみてください。

部屋をこまめに掃除する

布団だけでなくカーペットや畳、ベッドのわきに置いてあるぬいぐるみ、カーテンなど部屋のいたるところにダニは潜んでいます。
掃除しないでおくとホコリやアカ、フケなどのゴミがたまり、ますますダニの繁殖を促すことに。
なるべく家全体をこまめに掃除するようにしましょう。
掃除機やハタキを使ったあとは部屋にホコリが舞い散ります。
舞い散ったホコリを放置するとダニは増えてしまします。
掃除機やハタキを使ったあとは固く絞ったぞうきんや掃除用ワイパーで拭き掃除を行うことも忘れないようにしてください。

洗濯物を部屋干ししない

洗濯物を部屋干しすると室内に湿気がたまります。
湿度の高い環境はダニの繁殖を促します。
なるべく部屋干しは控えるようにしましょう。
そうはいっても雨が多い季節は部屋干しするしかありません。
その場合、乾燥機やエアコンの除湿、扇風機を使うことでお部屋全体を除湿するようにしてください。

押し入れを除湿する

閉めきった押し入れも湿気がこもりやすい場所。
ほおっておくとダニの繁殖が増えるだけでなく、布団にカビも生えてしまいます。
定期的に押し入れの戸をあけて換気を行うようにしてください。
押し入れ全体に風を入れることで布団の湿気を減らす効果があります。
押し入れに収納する際に布団の下にすのこを敷いてみたり、除湿剤を置いてみたりするとよいでしょう。

フローリングに直接布団を敷かない

フローリングに布団を直接敷いて寝る方もなかにはいることでしょう。
畳とちがいフローリングには湿度を調整する機能がありません。
吸湿効果や空気の隙間がないため、布団に吸い込まれた汗と体温で湿気はたまる一方。
フローリングに直接布団を敷いて寝ることはダニにとってこれ以上ないほどの好条件なのです。
フローリングに布団を敷く場合は、布団とフローリングの間にすのこのようなカマシを入れて、湿気の逃げ場を作るとよいでしょう。
カーペットに直接布団を敷いて寝るのもあまりおすすめできません。
湿気を吸い、ほこりやゴミがたまりやすいカーペットもダニがたくさん潜む場所。
布団とカーペットの湿気や汚れによる相乗効果でますますダニが増えてしまいます。
可能であれば寝室のカーペットを取り除いた方がよいでしょう。
それがむずかしい場合は、掃除機がけやこまめに布団乾燥機をつかってお部屋全体の汚れや湿気を取り除くようにしてください。

敷布団・マットレスの下にダニ防止シートを貼る

多くのメーカーからダニ防止シートが販売されています。
ダニ防止シートにはダニがイヤがる成分が含まれているため、ダニを布団に寄せ付けません。
どの製品も布団やマットレスの下にシートを貼るだけなのでいたって簡単です。
効果は3~6ヵ月程度。
掃除や除湿だけではダニ防止の効果が心許ないと感じる方は試してみるとよいでしょう、

 

ダニを予防する効果のある布団やシーツ

布団のダニを予防する方法は除湿や掃除だけではありません。
お手入れの手間を減らすのであれば、ダニ忌避効果のある防ダニ布団や防ダニシーツに交換することも1つの手段です。
 

防ダニ布団

 


防ダニ布団とはダニがキライな成分が含まれていたり、高密度に織られた繊維でダニの侵入を防いだりする布団のことです。
薬剤加工、高密度織り化学繊維、高密度織り綿と主に3種類の防ダニ布団があります。
それぞれの特徴を解説していきますので、購入を検討されている方は参考にしてみてください。

 

 

 

1.薬剤加工

 


布団内部の中綿や側生地にダニ忌避剤が含まれています。
布団に使用される繊維にもよりますが、通気性や吸湿性に優れています。
洗濯や天日干しをする頻度が多いと防ダニ効果の機能は薄れてしまいます。
購入前に肌に影響のない薬剤を使用していることをチェックしましょう。
寝心地を重視する方は布団の生地に天然繊維が使われているものを選ぶことをおすすめします
より防ダニ効果を高めるのであれば、防ダニ加工のシーツを選ぶとよいでしょう。

 

 

 

 

 

2.高密度織り化学繊維

 


ダニは繊維と繊維の隙間から布団の内部へと侵入していきます。
繊維を細かく織ることでダニの侵入を防いだものが高密度織りの布団です。
布団の生地に薬剤は使用していません。
ポリエステルやウレタンなどの化学繊維を使用しているため、比較的安い値段で購入できるところが大きなメリットです。
ただし、繊維が高密度に織られているため通気性や吸湿性は劣ります。
掛布団、敷布団の両方で高密度織り化学繊維のものだムレを強く感じることも。
なるべく掛布団、敷布団のどちらか片方のみに使うことをおすすめします。
肌触り、通気性や吸湿性をよくするためにシーツは天然繊維のものを選ぶとよいでしょう。

 

 

 

 

 

3.高密度織り綿

 


高密度織であっても100%天然素材の生地や繊維を使用しています。
こちらの布団も生地に薬剤が含まれていません。
通常の天然素材の布団と比べて通気性や吸湿性は若干落ちます。
しかし、天然繊維を使っていることから化学繊維を使用した高密度織りの布団と比べてムレることはありません。
寝心地も抜群です。
シーツがなくても構いませんが、寝汗で布団を汚したくない方は通気性や吸湿性に優れた天然繊維のものをおすすめします。
多少寝心地が悪くなっても構わないけど、とにかく布団を汚したくないという方もいることでしょう。
そんな方は敷布団のシーツに後ほど説明する防水シーツを使ってみてください。
防ダニ布団であっても普通の布団と同様にお手入れは必要です。
睡眠中に大量の汗をかくため、週に1~2回の頻度で室内干しをすることは欠かせません。
また、防ダニ効果のある敷布団の多くは固綿が使われています。
水洗いをすると固綿がへたってしまうため、ご家庭での洗濯は控えた方がよいでしょう。
防ダニ効果のある布団を選ぶならアフロディーテスタンダードシリーズがおすすめです。
中綿に防ダニ・吸汗速乾効果の高いテイジン「アクアフィットECO」が使われているため、布団の内部へのダニ侵入を防いでくれます。
しかも、外生地には天然綿が100%使用されているため、肌触りがよく寝心地も抜群です。

 

 

 

 

 

防ダニシーツ

 


防ダニ布団だけでなく防ダニ効果のあるシーツもあります。
布団の交換ができないご家庭では防ダニシーツを使ってみるとよいでしょう。
防ダニシーツは主に薬剤加工、高密度織り、防水加工と3種類あります。
それぞれの特徴をこれから解説していきますので、ご自分の好みに合ったものを選んでみてください。

 

 

 

 

 

1.薬剤加工

 


ダニ忌避効果のある薬剤が含まれたシーツです。
薬剤といっても人体に影響のない安全なものを使用しているため、アレルギーや肌がかぶれる心配はありません。
薬剤加工されたシーツの最大のメリットは、シーツの生地や繊維の特性がそのまま保たれていることです。
寝心地を重視する人におすすめです。
ただし、洗濯や天日干しをするたびに防ダニ効果が薄れていきます。

 

 

 

 

 

2.高密度織り

 


繊維の隙間からダニが侵入できないほど、繊維が細かく織られたシーツです。
高密度織の防ダニ布団と同様に繊維に薬剤は塗られていません。
繊維にポリエステルなどの化学繊維を使用したものが多いところが特徴です。
寝心地は通常のシーツとほとんど変わりません。
ただし、繊維が密集していることから通気性は多少悪くなります。
安い商品だと使い込むうちに繊維の織りが緩み、防ダニ効果が薄れることもあります。

 

 

 

 

 

3.防水加工

 


樹脂のラミネートで防水加工を施こすことでダニの侵入を防ぐシーツです。
こちらのシーツも薬剤は使用していません。
ダニだけでなく寝汗やフケ、アカなどの老廃物が布団内部に入り込まないようになっているため、ダニがそのものが繁殖しにくいといった特徴があります。
若干のムレを感じ素材が重いため、どちらかというと敷布団の利用におすすめします。
品質により寝心地が大きく異なりますが、安い製品はムレを感じたり、ゴワゴワ感が強かったりするため、なるべく高品質なものを選ぶとよいでしょう。

 

 

 

 

習慣にしたい!ダニ予防となる布団のお手入れ

ダニだらけかも_parts_08

どんなに防ダニ効果の優れた布団やシーツを使っていても、日ごろのお手入れを怠っていれば意味がありません。
ダニが減るどころが増える一方です。
布団の種類やベッド、寝る場所にこだわらず布団のお手入れをする習慣を身につけるようにしましょう。
 

1.週に1回はシーツや布団カバーを交換

 


シーツや布団カバーには睡眠中にかいた汗がたっぷりしみこまれています。
しかも、汗1gにつき300匹ものダニが含まれているのです。
シーツやカバーを交換しないままでいるとますますダニが増えてしまうことに。
少なくとも週に1度はシーツや布団カバーを交換するようにしましょう。
交換が面倒な方は枕や敷布団のうえにタオルやバスタオルを巻いて寝るのも1つの手段です。
その場合、タオルやバスタオルは2~3日に1度の割合で交換することを忘れないでください。

 

 

 

2.起きた直後に布団を収納しない

 


寝汗と体温により布団は大量の湿気を含んでいます。
床や畳に布団を直接敷いて寝る方は、起床してから1~2時間ぐらい時間をおいてから押し入れにしまうようにしてください。
寝起きの状態の布団は温かくて湿っているからです。
ベッドで寝ている方も同じ理由でベッドメイキングは控えた方がよいでしょう。
丁寧にベッドメイキングをすると掛布団と敷布団の間に湿気がこもってしまいます。
掛布団をめくって、敷布団の湿気を逃がしてあげましょう。

 

 

 

 

 

3.家全体を換気する

 


ダニは布団だけに生息しているわけではありません。
家のいたるところにダニは潜んでいます。
雨の日以外は毎日お部屋全体の換気も行って、お部屋の通気性を高めてあげてください。

 

 

 

 

 

4.3日に1度は布団を干す

 


布団を干してもダニ駆除の効果はありませんが、布団全体に風が行きわたるため湿気を取り除く効果はあります。
布団の湿気を取り除くことで、ダニの繁殖を抑える効果は期待できます。
3日一度の割合で布団を干してみるとよいでしょう。
布団を干す際は、10時から15時の間に4時間程度行うことをおすすめします。
布団の表面だけでなく、2時間おきに裏返すと布団の湿気がよりとれます。
布団の種類により天日干しをすると性能が劣化するものもあります。
そのような布団は室内干しもしくは陰干しするとよいでしょう。
ベッドでマットレスを使用している方も定期的に裏返して、扇風機やエアコンの風を当てることで湿気を取り除くようにしてください。
マットレスの面は半年に1度の割合で交換することをおすすめします。

 

 

 

 

 

5.ベッドパットや敷きパッドを利用

 


布団に汗が吸収されたり、フケやアカなどの汚れが付着したりするのを防ぐのであれば敷きパッドやベッドパッドの利用もおすすめです。
ダニの好物である湿気や汚れを防ぐことができます。
おすすめはアプロディーテ オーガニックシリーズの敷きパッド。
フランス産ウールが贅沢に使用された敷きパッドはふっくらとした優しい肌触りで心地よい眠りの世界にいざなってくれます。
防ダニ効果、抗菌防臭作用も優れているため、洗濯しなくても常に清潔な状態です。

 

 

 

 

APHRODITA アプロディーテ オーガニックシリーズ ベッドパッド シングルロングサイズ 100cm×210cm

布団のダニ対策はお手入れと掃除が大切

布団のダニを放置しておくとかゆいと感じるだけでなく、アレルギーや喘息などの病気を発症します。
生きたダニを駆除するには乾燥機、スチームアイロン、薬剤などが効果を発揮しますが、ダニアレルゲンの元となる死骸やフンが除去されるわけではありません。
ダニを駆除したあとは必ず掃除機でダニアレルゲンを除去するようにしてください。
お部屋の掃除や布団の湿気を取り除くことがダニの繁殖を予防する一番の近道です。
布団のお手入れを行いつつ、防ダニ布団や防ダニシーツを使って効率よくダニを寄せ付けない環境を作っていきましょう。


記事内で紹介されている商品この記事で紹介されている商品

カテゴリータグ



読み物


商品を探す


プロダクトブランド


カテゴリーから探す

お布団工房
About Us
お布団工房の想い
私たちが真に提供するのは、“いい眠り”と“お気に入りの寝室”がもたらす『充実した毎日』です。
私たちは、 お客様の『ありがとう』のために全力を尽くします。
詳しくはこちら
Mail Magazine
copyright ©2017 OFUTON KOBO All right reserved.